本日7月26日は牛丼の吉野家が2001年に西日本で牛丼並を400円から280円に値下げした日です。8月1日には東日本の店舗でも値下げしました。その背景にはこれに先行して松屋、神戸らんぷ亭、すき家が先行して値下げしていたことがあります。牛丼戦争と呼ばれ注目されました。そこで今日は牛丼だけに「丼」に関する問題です。
問題 「丼」という漢字は、何を表している?
青 器に盛ったご飯
赤 井戸に物を投げ入れる
緑 畑のキャビア
緑の畑のキャビア。何のことだっけなぁ・・・・答えじゃないのは分かります。
現在どういう意味で使われている漢字かを考えれば青ですが、漢字の成り立ちを想像すると元は赤だったと考えるのが自然ですね。漢字は元々中国から輸入してきたもの。中国とは違う意味で使われてる漢字もありますからね。「湯」がいい例ですね。中国では「湯」と言ったらスープのことですからね。というわけで赤と予想します。
本日の緑、どんぶりではなく「とんぶり」。ホウキギの実で秋田の郷土料理としても有名です。見た目は本当にキャビアみたいですね・・・・忘れてクセにもっともらしく書いてる私がいる。まあ林先生の解説の内容を書いてるだけですからね、ここは。
さて、どんぶりはそもそもは擬音語。物が水の中に落ちるどぼんと言う音を表す言葉です。どんぐりころころどんぶりこの「どんぶり」です。そして漢字として「丼」があてられました。
というわけで正解は赤でした。真ん中の点は投げ入れられた物を表します。ご飯などを盛る器のことを「丼」と言うようになったのは江戸時代の慳貪屋に由来するという説が有力です。慳貪屋とは一膳飯屋のことで、飯やうどん、酒などをおかわりを勧めることなく一杯盛りで販売していました。そこで使っていた器を慳貪振り鉢(けんどんぶりばち)と呼び、省略されてどんぶり鉢、さらにどんぶりと略されて「丼」という漢字があてられました。
本日のお天気検定は13年ぶりに関東より先に北陸が梅雨明けということで梅雨明けに関する問題です。
問題 関東の最も遅い梅雨明けは?(なかった年を除く)
青 7月31日
赤 8月4日
緑 8月8日
これは「なかった年を除く」というのがミソな気がします。つまり一定の時期を過ぎたら無しとされる。キリのいいところで7月いっぱいまでと定義されてるのではないかということで青と予想します。
さて、正解は赤でした。観測したのは1982年。7月下旬にオホーツク海高気圧が強まり全国的に低温。さらに8月1日から2日にかけて台風が本州を通過したそうです。その影響で梅雨明けがおくれたとのことです。今年は今週末には梅雨明けが発表されるのではないかとのことです。