本日7月29日は昭和23年(1948年)に政治資金規正法が制定された日です。この中にある「キセイ」は「規制」ではなく「規正」と書きます。つい「規制」と書きたくなる人も多いでしょう。そしてこの法律は田中角栄の金脈問題をきっかけに昭和50年(1975年)に全面改正されました。その後も何度も改正されていますが、それでも「ザル法」と言われ続けています。政治家のずさんな金の使い方。問題ですね。そこで本日は「ずさん」に関する問題です。
問題 「ずさん」の由来は?
青 設計図
赤 漢詩
緑 大谷投手の160㎞/h
緑は・・・・何が言いたいんだか。これは青の設計図が有力な気がします。「図算」と書いて「ずさん」ということで青と予想します。
今日の緑は「ずさん」ではなくずばーん・・・・なんとコメントしたらいいか分かりません。
さて、ずさんは漢字で「杜撰」と書くそうです。一文字目は10世紀から12世紀の中国の詩人杜默。二文字目は詩歌を作るという意味。ということで・・・・
正解は赤でした。漢詩には韻を踏まなければならないなどのルールがありましたが、杜默の詩はそういった決まり事を無視した型破りなものだったとされています。そこで物事のやり方がぞんざいで手落ちが多いことを杜默が作った詩のようだということで杜撰というようになりました。しかし、杜默の詩は現在全く残っておらず、どのような詩だったかは明らかではないそうです。林先生はちょっと読んでみたかったとか。
本日のお天気検定は昨日の東京都心が8日ぶりに真夏日になったということで7月の気温にまつわる問題です。
問題 7月の歴代最高気温40.8℃を記録したのは?
青 埼玉県熊谷市
赤 岐阜県多治見市
緑 山形
どこも記録的な気温になったことがあるような気がしますが、確か山形だったような気がします。というわけで緑と予想します。梅雨の時期に雨がやたら降りそうな感じでも無いですし上がりそうですからね。
さて、正解は緑の山形でした。山形では1933年に40.8℃を記録。ちなみに熊谷も多治見も7月は40度を超えたことは無い(8月はともに40.9℃を記録)そうです。台風が日本海にやってきてフェーン現象によって気温が上がったそうです。