2017/02/15の問題

今日2月15日は涅槃会です。涅槃会とは釈迦が入滅した日、つまり命日です。本来は旧暦の2月15日であるため、3月に法要を行う地域もあるそうです。涅槃会は灌仏会(生まれた日)、成道会(悟りを開いた日)と並ぶ行事です。ところで釈迦に由来する言葉で「おしゃかになる」というのがありますが、これは失敗する、駄目になるという意味ですが、前述の3つの行事のうちの1つに由来するという説が有力だそうです。それが今日のことば検定になります。

問題 「おしゃかになる」、由来とされる日は?

青 釈迦が生まれた日
赤 釈迦が悟りを開いた日
緑 釈迦の命日

今日は緑のボケがないので三択ですね。おしゃかになるは江戸時代の鋳物職人たちの隠語から生まれたとされています。何でも阿弥陀像を造ろうとして釈迦像が出来てしまったとか。もうひとつの説は火が強すぎて失敗した時に言ったという説です。江戸っ子なまりでは火は「し」と発音するので「しがつよかった」→「しがつようかだ」。4月8日が偶然にも釈迦が生まれた日だった!

ということで正解は青でした。正解がまさかのシャレでしたね。


春が待ち遠しい今日この頃ということで今日のお天気検定は春一番についての問題です。

問題 関東で観測された「春一番」の最も早い記録は?

青 2月5日
赤 2月10日
緑 2月15日

正解は青でした。1988年に記録したそうです。関東の春一番の定義は

・立春から春分までの間
・日本海に低気圧がある
・関東地方に強い南風が吹き気温が上がる

だそうです。期間が立春からなのでこの記録の更新には限界がありますね。2月5日と言ったらその直後もいいとこですからね。