本格的な春の訪れにはもう一声ですね。寒いからこそ美味しいのが鍋料理。林先生はどじょう鍋が好きだそうです。どじょう鍋は柳川とは別物です。現にどじょう鍋(メニュー名はどぜう鍋)を売りにしている店
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ではどじょう鍋と柳川は別のメニューとして扱われています。鍋料理は江戸時代の中頃に発達したそうです。そして江戸いろはかるたに「われ鍋にとじ蓋」ということわざがあるそうです。今日のことば検定はこのことわざに関する問題です。
問題 われ鍋にとじ蓋、「とじ蓋」の正しい漢字は?
青 閉蓋
赤 綴蓋
緑 昔太
今日の緑、昔太(昔は太っていた)とじぶたではなく当時ブタ。正しい漢字はという問題でひらがな、カタカナはおかしいということでスタッフがひらがなの部分を省略して無理矢理作ったようです。実は林先生は過去に100キロを超えたことが3回もあるそうです。
われ鍋の本来の漢字は破鍋。ひびが入った、または一部が欠けた鍋のことです。割れ鍋と書くこともあるようですがこれでは完全に割れてて使えない鍋のことになってしまいますね。そしてとじ蓋は蓋を閉めるという意味ではなく、つなぎ合わせた、つくろった蓋という意味です。つまり破鍋にとじ蓋とはどんな人にもそれ相応の配偶者があるという意味ということなんですね。
ということで正解は赤でした。ひびの入った鍋につくろった蓋ですからあまりいいことわざではありません。
本日のお天気検定は広島県呉市からの中継です。呉市は牡蠣の生産量全国1位。三倍体カキと呼ばれる通常のカキより大きいブランド牡蠣かき小町も水揚げされているそうです。そこで今日はかき小町に関する問題です。
問題 かき小町(三倍体カキ)が大きくなる理由は?
青 運動しない
赤 産卵しない
緑 種付け貝が大きい
正解は赤でした。カキは通常夏場に産卵しますが、かき小町は品種改良した産卵しないカキだそうです。なので夏場に産卵の影響で痩せることはなく、身が大きく育つそうです。どうやって繁殖させているかの説明はありませんでした。